2012年4月5日木曜日

「蓄尿(ちくにょう)」と「お通じ」

汚い話で恐縮です、しかし、大事なことで、特に抗癌剤点滴時には看護師さんが一番気にするところのようです。

今回の私の点滴は、最初に利尿剤を静注し、抗癌剤3種のあとソルデム(テルモ製のポカリスエットのような物)を1,000ml、朝11:00から夜9:30頃までかかって行いました、その他に自分で経口にて水分補給も行うため3,000ml以上は水分が体内に入っています。

このため、水分排出が上手く行えず、体重増加や足の浮腫みが起きる事があります、これを観察するために点滴中は「蓄尿」といって排尿を容器に貯めて排出量を確認します、利尿剤を使っているため夜間の尿意が半端では無く、30分置きにトイレに通うことになったりしますが、やはり早めに抗癌剤を体外に排出する事が大事なようで、体重増加等があると残しておいた点滴針から再度利尿剤を入れて対応することになります。

「お通じ」も大事で、やはり治療薬の副作用で便秘になる方が多く、特に点滴後に症状が現れます、このため日常的に看護師さんは、体温(一日4回)、血圧(1日2回位)、酸素濃度(指先にセンサーをはめて測定)、夜間の睡眠状態と「お通じ」の状況を確認します、これも便秘予防に便秘薬を処方され、睡眠薬と併せて大方の患者は使用しています。

幸い、私は大量に排尿があり、生まれてから殆ど便秘知らずで、夜も眠れないことは多いですが安静にしていれば短時間に深い睡眠を得ることが出来ているようで昼間の睡眠不足感も無く、これらの薬剤のお世話にならずに過ごしています。

やはり、薬剤を大量に摂取しているため少しでも肝臓や膀胱等を労わるため、いらない薬は入れないようにしたいと思っていますし、昨日の点滴でも、終了と同時に点滴針を抜いていただきストレス無く睡眠に入ることが出来、「蓄尿」も先ほど早めに終わり今は快調です。└(^〇^)┘

『蓄尿器』

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